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Exchange Server2010 エッジトランスポート 設定

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Exchange Server2010の構築について

内部メールサーバーのExchange Server2010とインターネットを結ぶ中継役となってくれるDMZ内に置くエッジトランスポートサーバーの設定

DMZ内に設置したエッジトランスポートサーバーから「エッジ サブスクリプション ファイルをエクスポート」し、内部メールサーバーにインポートすることにより、より強力に動作してくれるようになる。

エッジトランスポートサーバー上のEMC(Exchangeのシェル)と起動し以下のコマンドを打つ
New-EdgeSubscription -FileName "C:\EdgeSubscriptionInfo.xml"

できたファイルをUSBなどで取得し、内部メールサーバーのExchange Server2010サーバー上でEMC起動し以下のコマンドを打つ
New-EdgeSubscription -FileData ([byte[]]$(Get-Content -Path "C:\EdgeSubscriptionInfo.xml" -Encoding Byte -ReadCount 0)) -CreateInternetSendConnector $true - CreateInboundSendConnector $true -Site "Default-First-Site-Name"
*「Default-First-Site-Name」は環境により変更する

詳しくはこちらへ

エッジトランスポートサーバー自体はSMTPの強力版?みたいなものだから、この作業を行わなくても中継サーバーとして使用でき、内部メールサーバーへメールを届けることはできるが、せっかくだからポテンシャルを引き出してあげよう!
(他のふつうのSMTPで中継もOK)

*内部メールサーバーのExchange Server2010とエッジトランスポートサーバーが通信するために50XXX番台のポートを開けるようにメッセージが出るので、通信用に開けてあげること。

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Exchange Server 2010 移行について

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Exchange Server 2010 を同一ドメイン内で、新サーバーへお引越しした際の注意点!

同一ドメインに新規にExchange Server 2010をインストールし、EMCを使用してメールボックスの移動を行う。

EMCを使用した移動だけではDatabase内のデータを全て移動させることが出来ないのでShellコマンドを使用して残データを移動させる

#データベース内を空にする(残骸を削除)
引っ越し元:Mailbox Database 1234567890
引っ越し先:Mailbox Database send123456

#メールボックスの確認
Get-Mailbox -Database 'Mailbox Database 1234567890'
 
#メールボックスのプラン確認
Get-Mailbox -Database 'Mailbox Database 1234567890' -Archive
 
#調達メールボックスの確認
Get-Mailbox -Database 'Mailbox Database 1234567890' -Arbitration
 
#調達メールボックスの移動
Get-Mailbox -Arbitration -Database 'Mailbox Database 1234567890' | New-MoveRequest -TargetDatabase 'Mailbox Database send123456'

この後、EMCを使用して引っ越し元のDatabseを削除して完了

#パブリックフォルダを移動し削除(残骸を削除)
引っ越し元パブリックフォルダ:Public Folder Database 0123456789
引っ越し元Hostname:hoge.moto.local
引っ越し先Hostname:hoge.send.local

#パブリックフォルダ確認・調査
Get-PublicFolderDatabase 'Public Folder Database 0123456789' | Format-List
 
Get-PublicFolderStatistics -Server hoge.moto.local
Get-PublicFolder -Server hoge.moto.local
Get-PublicFolder -Server hoge.moto.local \ -Recurse | Remove-PublicFolder -Server hoge.send.local -Recurse:$True -ErrorAction:SilentlyContinue
Get-PublicFolder -Server hoge.moto.locall \Non_Ipm_Subtree -Recurse | Remove-PublicFolder -Server hoge.send.local -Recurse:$True -ErrorAction:SilentlyContinue
 
#Exchange Server 2010に用意されているPowerShellを使用して移動処理
C:\[インストール先Path]\V14\Scripts\MoveAllReplicas.ps1 -Server hoge.moto.local -NewServer hoge.send.local
 
#パブリックフォルダDatabase削除
Remove-PublicFolderDatabase -Identity 'Public Folder Database 0123456789'

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Exchange Server 2010 アドレス帳の更新

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Exchange Server 2010 に新規ユーザー登録時や、メーリングリストを変更した際にグローバールアドレス帳の反映がクライアントに遅くなることがあるので、以下のコマンドを送ることで少しでも早める!

注意!クライアントサイドに確実に反映されるわけではない

Update-GlobalAddressList -Identity "既定のグローバル アドレス一覧"
Update-AddressList -Identity "すべてのグループ"
Update-AddressList -Identity "すべてのユーザー"

また、クライアントOutlookの設定では標準でExchangeをキャッシュモードで利用しているのでオフラインアドレス帳(OAB)の反映もおこなう必要がある。既定ではこの更新時間は毎日5:00時に設定されている。

Exchange Server 2010のEMCにて「組織の構成」「メールボックス」の「オフラインアドレス帳」タブを開き「既定のオフライン アドレス帳」を右クリックし「更新」をおこなってあげる。

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Exchange Server 2010 「Windows Server バックアップ」時間と「保守のスケジュール」時間について

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1.別のHDDを用意し、完全フルバックアップをすることによりDBのLogが削除される。循環ログ機能(結局DBなんでchackpoint走らせてLogカット)をONにするか、この処理以外でLogを削除できないので、Log削除のメンテナンスをしないとログの増加でシステムダウンを引き起こす!簡単な話、ExchangeはSQLServerのような物なので、CheckPoint走らせてLogを何処かでCommit Or 削除してあげないといけない。そろそろAutoCommitがあってもいいのに。。。

2.Exchange Server 2010の各DBに設定されている「保守のスケジュール」時間をバックアップする時間を別々にすること。同時刻内に双方が動き出した場合、保守の動作と相まってバックアップが非常に時間がかかるようになる。最悪の場合、バックアップが止まったままとなるケースもあった。

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