@ITに考えさせられる記事が載っていたので一言
最近のCPUは熱問題(電気量)に直面して並列化に向かっているのは皆さんもご存知だと思うが、
その影響でPGが受ける問題といえば???
ムーアの法則で考えられていたプログラムミングだと、遅いプログラムは速い(良いCPU)マシンに
乗せれば速く動くようになると考えられていた。ようするに遅ければスケールアップすればいいと
しかし、これからは1CPU(1Core)自体の高速化は前にも説明したとおり、
電圧問題で期待できないようになってしまったので、複数のCoreで並列処理する方向にCPUは向かっている。
そうすると、並列処理を考えていないプログラム(基本的に今までのもの=非マルチスレッド)の場合、
スケールアップしてCPU上にCore自体何個増えても、動作するときに1つのCoreしか使用しないので、
理論的には早くならない、もしくは遅くなる可能性があると言うこと。
これにはプログラミング方法も影響するが、言語自体(コンパイラー等)の能力にも影響を受ける。
この辺りを意識してプログラミングやマシン環境を考えて設計しないと:razz:
余談だが、CPUだけでなくServer環境も速さを高級な1台のマシンに求めるのでなく、
平凡なマシンを複数台使用するスケールアウトの流れになっているように思える・・・Googleなどもそうしてるらしい。
構築にはもちろん電源環境、占有面積などと相談だけどね。