昨日、東証システムがライブドアの粉飾決算問題を引き金にして取引停止になった問題についてだが、東証システムの限界値が売買数450万件ぐらいで止まる恐れがあるために約400万件の注文が殺到した昨日、東証側の判断で売買を緊急停止した。このことにより東証の社長がシステム停止の責任がライブドアかであるような発言で「ライブドアの上場廃止」を言い放ったのである。私もシステム屋の端くれとしてこの発言には少し、疑問に思う?まず、東証が止まるということは日本だけではなく世界各国の投資家にも多大な影響が出ることは皆さん重々承知していることだと思います。では昨日の売買がライブドア株の「買い」だったとしたらどうでしょう?売りではなく「買い」の400万件突破でシステム停止だったら東証のシステムは市場の賑わいに冷や水をかける行動となり、東証が叩かれていたでしょう。この機会を機にシステム改善もしてほしいものである。